※この記事には『大空港~GATE24~』第6話「悪者を突破させるなSP」までのネタバレがあります。
今回の『大空港~GATE24~』は、「遺骨を運ぶ男」。
数億円規模の違法薬物が関東国際空港を経由して持ち込まれる可能性があるとわかり、GATE24のメンバーたちが警戒を強める回だった。テレビ朝日公式・第6話あらすじ
緊迫した事件が描かれる一方で、私が気になって仕方がなかったのは、やっぱりいなり寿司。
最初の「なんと!」は、女性がいなり寿司を10個も食べてしまったこと。
そして、3度目の「なんと!」も、またおいなりさんでした。
第6話を思い出すと、違法薬物や骨壺と一緒に、どうしてもいなり寿司が浮かんでくる。重い事件の間にこういう笑える場面が入るのが、このドラマの楽しいところだと思う。
ネックピローから乾燥大麻が大量に
ネックピローの中から、乾燥大麻が手品のようにどんどん出てきた場面はすごかった。
見た目は普通のネックピローなのに、開けてみると綿と一緒に乾燥大麻がぎっしり。
税関ではタグに書かれた「中材はジェル」という情報と、実際に触ったときの感触が違うことから不審点を見つけた。テレ朝POST・第6話紹介
こんなところまで確認するのかと驚いたけれど、空港では、こういう小さな違和感を見逃さないことが大事なのだろう。
それにしても、違法なものを持ち込もうとする人は、いろいろな隠し方を考えるものだ。
ネックピローなら旅先で使っていても不自然ではない。でも、中身と表示が一致していなければ、プロには見抜かれてしまう。
遺骨を確認するのは、やっぱり言いづらい
海外旅行中に妻・美咲を亡くしたという高瀬佑磨が、骨壺を抱えて審査ブースへやって来た。
高瀬を演じていたのは清水伸さん。妻を亡くしたばかりという話を聞けば、必要以上に疑うことをためらってしまうのも無理はないと思う。
奥さんの遺骨は、最初から怪しかった。
でも、実際の現場で遺族を前にして、
「中を確認させてください」
とは、かなり言いづらいだろうね。
公式のあらすじでも、検査で異常が見つからなかったため高瀬を通そうとするメンバーに対し、森万智だけが制止して、骨壺の中まで調べたいと申し出たことが紹介されている。テレビ朝日公式・第6話あらすじ
妻を亡くしたばかりの人を、さらに傷つけるかもしれない。もし何も出なければ、ただ遺族に嫌な思いをさせただけになってしまう。
それでも、怪しいと思えば調べるよね、きっと。
感情に流されず、違和感をそのままにしないのが万智の仕事なのだと思う。
ただ、骨壺を使う方法はあまりにも目立つ。一度知られてしまえば、頻繁に使える手ではないだろうけどね。
「ギバちゃん」がかっこいい
今回のメインキャストは、ギバちゃんこと柳葉敏郎さんだったのではないだろうか。
ちなみに役職は「首席補佐官」ではなく、関東出入国在留管理局の首席審査官・深澤然。
深澤はGATE24の最終決定権を担う人物で、メンバーを支える優しいお父さん的存在として紹介されている。テレビ朝日公式・キャスト紹介
柳葉敏郎さんが「ソイヤッ!」とやっていた時代を知っているのは、アラ還の私たち世代以上だろうな~。
そんなギバちゃんも、今ではチームを支えるベテラン職員や父親の役が本当によく似合う。
第6話では、ロンドンへ留学する娘・紬を見送りたいのに、次々と仕事が入り、なかなか出発ロビーへ向かうことができない。
それでも仕事にはまっすぐに向き合い、危険が迫れば迷わず行動する。そして、娘や家族のこともきちんと思いやっている。
首席審査官のギバちゃんは、まっすぐに仕事へ務め、家族を思いやるかっこいい人ですね!
深澤が見せたのは、ただ強いだけではない、長年現場で働いてきた人の覚悟だったと思う。
いなり寿司が最後まで気になる
今回は、違法薬物の持ち込みを警戒する緊迫した回だったのに、ところどころでいなり寿司が登場する。
最初はいなり寿司を10個食べた女性に驚き、最後まで何度もいなり寿司に振り回される。
いなり寿司が事件の重大な証拠になるのかと思わせながら、単純にたくさん食べたかっただけなの? という部分もあって面白かった。
万智が楽しみにしていたいなり寿司を、なかなか食べられない流れも笑ってしまう。
大きな事件を解決しても、食べたかったものは食べられない。
そういう小さなオチがあるから、最後まで重くなりすぎずに見られるのだろう。
やっぱり趣里ちゃんとゴードンを見るドラマ?
森万智を演じる趣里ちゃんは、今回もかわいかった。
独特の話し方や表情が面白いのに、荷物を見た瞬間の観察力は鋭い。そのギャップが、このドラマの大きな魅力だと思う。
そして、清家颯を演じる眞栄田郷敦さんは、やっぱりかっこいい。
万智と清家のやり取りを見ていると、事件そのものだけでなく、二人の表情や距離感にもつい目がいってしまう。
結局、『大空港~GATE24~』は、かわいい趣里ちゃんとかっこいいゴードンを見るドラマなのかな。笑
もちろん、毎回出てくる密輸の手口や、空港で働く人たちの判断も面白い。
でも、難しい事件を追いかけながら、魅力的なキャストを楽しめる。それくらいの気軽さで見られるところも、このドラマのよさだと思う。
第6話は、ネックピローから出てきた大量の乾燥大麻、調べにくい骨壺、家族を思う深澤、そして何度も登場するいなり寿司。
いろいろ詰まっていたのに、最後に頭に残ったのは、やっぱりおいなりさんでした。

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